波うららかに、めおと日和
昭和十一年春、帝国海軍中尉・江端瀧昌と関谷家の三女・関谷なつ美の婚礼が執り行われようとしている。
結婚が決まったのは、わずか一週間前。花嫁と顔も合わせないまま迎えた式の当日、瀧昌は急な訓練に呼ばれ式に出席することさえ出来なかった――。
二週間後、横須賀の新居で瀧昌はなつ美といよいよ対面することに。
海軍仲間の中でも堅物で有名な瀧昌は、慣れない女性相手にどう接すればいいか分からず、つい不愛想な態度を取ってしまう。
なつ美は対応に困りながらも、触れた手の温かさや小さな気遣いから瀧昌の心根の優しさを感じ取る。
瀧昌もまた、新しい生活に早く馴染もうと奮闘するなつ美の健気さに、心が温かくなるのを感じていた。
瀧昌は海軍からの急な招集で家を空けることが多く、なつ美とは離れて暮らす日々が続く。
会えない間にも瀧昌の頭にはなつ美の姿が浮かび、陸に戻る機会があればなつ美と新婚旅行に出かけたり、百貨店で買い物を楽しんだり・・・。
わずかな時間を大切に、二人は少しずつ距離を近付けていく。
不器用ながらも互いに誠実に向き合い、絆を深めていく瀧昌となつ美。
戦争の影が徐々に近づき、瀧昌の任務も厳しいものになる中、瀧昌となつ美はどんな高波にも負けない“めおと”の姿を探していく――。
【収録内容】
◆公演映像
◆特典映像(稽古風景)
【おことわり】
※映像及び音楽の割愛、差し替えはございません。